2月16日(日)、富山(とみさん)の山行に参加しました。前々日に降った大雪がまだたくさん残っており、山行の可否が危ぶまれましたが
中止の連絡もなく朝5:45にバスの出発地点である千間台に向かいました。今回は雪で来られなくなった方もおり、せんげん台組5名、春日部組
8名の合計13名という少数参加となりました。ドライバーは山口さんです。道路情報で君津-富浦の間が不通という事がわかり、アクアラインを
利用して行くこととなって現地到着は10時でした。
当初は富山でなく千葉のマッターホルンと言われている「伊予ケ岳」を登る予定でしたが、雪の状況から判断して鎖場がある伊予ケ岳を止めて、
隣の山「富山」に登ることとなりました。富山(とみさん)は、千葉県南房総市にある山で、房総丘陵の山の一つです。2つの峰からなる双耳峰で、
標高は北峰(金毘羅峰)が349.5m、南峰(観音峰)342.0m。周囲一帯は「県立富山自然公園」に指定されています。曲亭馬琴の『南総里見八犬伝』
の舞台になった山で、作品中では「とやま」と呼ばれています。里見家の娘の伏姫と愛犬八房が富山に籠って暮らし、そこで伏姫が八房の子を身籠っ
たという話になっています。伏姫と八房が住んでいたとされる「伏姫籠窟」という洞穴が、山中の西面の林道沿いにあります。
伏姫籠窟入口に駐車場がありますが、道路が狭いので数百メートル手前でバスを降りて歩き出しました。伏姫籠窟入口を過ぎると直ぐに倒木が道
を塞いでおりました。辺りには雪がたくさん残っていて樹木の枝もたくさん折れている状況です。すると一人の登山者が下山してきたので尋ねると
この先もずっとこのような状況が続き、頂上までは行けないが下界が見下ろせる頂上付近まで行って戻ってきたと言うので我々もそうすることとな
りました。途中何度も道を塞いでいる倒木を越えながら、そして深いところで20cmを超える残雪を踏みながら、もう進めないという頂上の少し
手前まで行きました。時刻は11:15でした。ここで記念写真を撮って同じ道を下山しました。12:15に伏姫籠窟入口に着き、そこから800m
先の富山中学校まで歩いてバスに乗りました。
12:30に富山中学校前を出発し、近くの「ばんや食堂」に向かいました。ばんや食堂には「ばんやの湯」もあり、12:50~15:00
まで温泉とビール、海の幸を堪能しました。君津-富浦間の不通がまだ続いていたので、帰りもアクアラインを利用することになり、丁度日没の17:30に「海ホタル
を通ったので立ち寄り、夕日の写真を撮りました。後はバスの中でお酒を飲みながら18:55に春日部到着、19:20にせんげん台到着です。
せんげん台組はいつもの様に中華食堂で反省会をして私は20:50の帰宅でした。
今回は大雪の後の登山となり、雪が残る登山道を塞いだ倒木を何度も越えながらのアスレチック登山を経験できました。貴重な体験として思い出
に残ることと思います。こんな大変な折にリーダーを務めてくれた佐藤さん、ご苦労様でした。そして、ありがとうございました。また急遽会計係をしてくださった宮腰さん、渡辺さん、ご苦労様でした
富山では雪山サバイバル体験で慎重かつ体の柔軟を必要とした山行でした。
リーダーきよみさんお疲れ様でした。今回の山行内容ではベスト参加人数と言えるでしょう。
私は富山の翌日より左胸から背中の痛みが強くなり
<1週間前より体調不良で様子を見ていたもの>
とうとう激痛の始まりとなりました。
帯状疱疹の診断を受け、ただ今療養中です。
まだ先ですが3月の山行は参加保留と致します。
リーダーさんへまた電話しますが宜しくお願いします。
飲み薬は強いものです、薬が切れると眠れません。
2度と体験したくない病気ですね。